ママでOK?

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国語教材制作(主に校正)の現役プロ・プロを目指す人のための仕事ナビ。実務の作法から求人まで惜しみなく情報提供しています。

未経験から始める在宅校正――校正の経験がなくても応募できる求人・案件を探す

  f:id:mamadeok:20160829115908g:plain 未経験者可の求人を探す


未経験者がいきなり在宅校正者になろうなんてまず無理、というのが通説ですが、校正経験ゼロだと取り引きしてくれる企業は本当にないのでしょうか。
ハロワカ?」で一社ずつ調べてみました。
翻訳校正は除いています。)

  • マイルスタッフ(未経験者もOK)
  • 明治図書(教師・塾講師の経験があればOK)
  • ユニックス(未経験者もOK?)
  • エディット(未経験でもOK。指導あり)
  • IPP (未経験もOK。希望者に社内研修あり。※募集企業の詳細は、上部の「企業詳細」タブよりどうぞ)
  • (英語校正は意欲があれば未経験者も歓迎)
  • エデュコン(未経験者歓迎)
  • 英俊社(国語・理科の教科内容に精通している方であれば未経験者もOK)
  • 四月社(未経験者OK)
  • ログミー (クール等で校正・校閲の基礎的な知識を学んだ経験があれば未経験でもOK / 東京で研修あり)NEW!

少ないですが、なくはないですね。
経験のある方はこちらをどうぞ→「ハロワカ?」) 

 

  f:id:mamadeok:20160829115908g:plain 未経験者可の案件を探す


そこまで大げさなことはまだ考えていない、「ちょっと1回やってみたい」くらいの軽い願望なら、クラウドソーシングが叶えてくれるかもしれません。
時々「経験不問」の単発案件を見かけます。

ノーギャラですが、国語教材校正を疑似体験できます
校正トレーニング・国語教材【漢字問題】

 

 「在宅で仕事ができるなら、別に校正でなくてもかまわない」というこだわりのない方は、以下からどうぞ。

 

  f:id:mamadeok:20160829115908g:plain 未経験者でも取引してくれるかもしれない企業を探す


未経験者OKとは謳っていなくても、「経験者歓迎・優遇」と記載してある企業なら、やる気やポテンシャル、売り込み方しだいで受け入れてもらえる可能性はあると思います。
以下、ほとんど学参系ですがご参考までに。

 

  f:id:mamadeok:20160829115908g:plain 応募する前に知っておきたい注意点

 
拙記事ですが、先に読んでおかれることをお勧めします。

〔おまけ〕
国語教材校正のサポートとしてお役立てください。


全くの未経験の方でも、基本的な作法を押さえたうえで、これらを参考にしながら校正すれば、初めからかなり精度の高い作業ができるはずです。

ただしその前に、基本中の基本である、突き合わせが正確にできる校正力を有していることが最低条件となります。
が、これを自身ではかるのは困難です。
別ブログになりますが、客観的に判断できる校正テスト10題を用意していますので、興味のある方はお声掛けください。(ご要望がないため受付は終了いたしました)
突き合わせのスキルが十分であることがわかったら、上記の記事やこのブログ内の「校正・校閲テスト」で力試ししてみるとよいと思います。

初回の仕事振りが採否や以降の依頼量に大きく影響します。売り込みをかける前に、教科書準拠ワークなどを購入し(中古で十分です)、校正のレッスンをしておくとよいでしょう。

「試し読み」にモザイク画像を入れました

ボリュームと雰囲気をつかんでいただきたく思い、非公開部分をモザイクにして入れてみました。

以前ご覧くださった方も、今一度お目通しいただけましたら幸いです。

OJTでも、ここまで詳らかにレクチャーされることはまずないだろうと思います。
そこまでかける費用も時間もおそらくないでしょう。
基本的な作法以外は、顕在化されていない部分が多分にあるというのも理由の一つです。

試しに、解答欄に生じる不備のパターンを挙げてみてください。
あるいは、クライアントにそう尋ねてみてください。
網羅性のある回答をすぐに出せる人は、管理人も含めほとんどいないと思います。

上記の記事は、記憶の底を丹念にさらいながら、できる限りその網羅性をもたせるよう留意して書いたものです。
生じやすいミスを知識として頭の片隅に置いておくだけでも、校正の精度は確実にアップしますよ。

 

【試し読み】見落としを防ぐ!  国語教材の「注」の校正・校閲ポイント

★有料記事の一部をお読みいただけます。ご購入の参考になさってください。
ご購入はこちらから
 
読解問題の本文に添えられる「注」。

地味な存在ですが、量が少ない割にミスや不備が潜んでいることが多いので、気が抜けません。

この記事は、中学・高校の国語教材をベースに、注における校正・校閲の観点や注意点について解説※1したものです。

文字校正・校閲のあとに行う全体の形式チェック※2と重複している項目もありますが、この段階ではより細部を注視する、形式チェックでは前段階の見落としを拾いつつ全体を見る、という具合に目を使い分けて行うとよいでしょう。

※1 一般例に基づいた解説です。実務の際は編集方針を優先してください。
※2 全体の形式チェックの作法については、「見落としをしない! させない! 国語教材『形式チェック』徹底マニュアル」で詳解しています。是非あわせてご活用ください。

本文

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注見出し・注釈

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□ 注釈の内容は適切か

  • 必要最小限の説明にとどめ、豆知識的な余計な情報は入れない。
  • 注釈を当該語に代入してみて、文脈に沿った意味になっているかどうかを確認する。(複数存在する意味のうち、文脈に合わないものがチョイスされているミスが散見されるので丁寧に。)
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  • 本文や見出しが活用している場合、注釈も同様に活用させるのが通例。
    (例:凪いで……おさまって。)
  • 辞典、事典、WEBなどからの剽窃についても、可能な範囲で確認する。特に国語辞典の丸写しが多いので注意。最低限、Yahoo!辞書はチェックしておきたい。発見したときは、剽窃であることを明記し、剽窃元をあわせて示しておく。

□ レイアウトは適切か

例外的に、過去問集などの場合は、体裁も原本(受験問題)ママで転載することがあるが、それ以外では製品全体で統一するのが定番。

ユレが生じやすい部分は以下のとおり。

注釈と次の見出しのアキ

同じ行に注が複数入る場合、アキは2字分にするのが一般的。
このアキがユレていることがよくある。

(例:1行目は2字アキで、2行目は3字アキになっている)

※○○○=○○○○○○。  ※○○=○○○。
※○○○=○○○○○○○。   ※○○○=○○○○○○。

一方で、古文など注の数が多い場合は、基本ルールに則って配置すると視認性が悪くなることがあるため、同行の二つ目以降の注の頭位置をできるだけ揃えるという別ルールを設けることもある。

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