トンボとは、印刷物の仕上がりサイズを示す印をいいます。
《参考サイト》
印刷の基礎[トンボとは]:データ作成:印刷データ入稿ガイド | 【印刷ガイド】印刷通販プリンパッ!
このトンボから内側を「版面(はんづら/はんめん)」といいます。
校正するときは、版面からコンテンツ(特に設問)が溢れていないかどうか、必ず確認するようにしましょう。
(※写真や背景色などは、あえてほんの少しはみ出させていることがあります。
《参考サイト》入稿テクニック - トンボと塗り足しについて|イロドリ)
国語教材の場合、右ページはまず大丈夫ですが、左ページは溢れの頻発ゾーンです。
特に、ワークではよく見られます。
1行程度だと目視では気づかないこともありますので、トンボに定規をあてるなどしてチェックするのがお勧めです。
修正を入れる際は、編集ルールに従います。
得て勝手に行間を詰めたり、問題文を削ったりしないようにしましょう。
慣れないうちは下手に触らず、溢れている部分に印をつけて、「あふれ」などと鉛筆で書いておけばOKです。
なお、ゲラにはトンボがないものも結構ありますが、この場合も規定の尺から溢れていないか常にチェックするようにしましょう。