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並列の表記「や」「、」「・」

今回も「国語教材の慣習」の解説。

3つ以上の事柄を並列して例示する場合は、
一般的に、「AやB、C、Dなど~」と書きます。
(初めの2項目の間に「や」を入れ、それ以降は読点。)
「など」はE以降を省略するときにも使いますが、
示すものがDまでしかない場合でもしばしば用いられます。

「A、B、CやD」
「AやB、C、Dほか~」
という書き方は、まずしません。

しかし、以下のように、同じカテゴリで対の関係にある並列は、
「~や~」の形にしないほうが自然で、読みやすくなります。

〔例文〕

  • 動詞、形容詞、形容動詞、名詞などの自立語
  • 「鼻が高い」「肩を落とす」「歯が立たない」「骨を休める」など、体の一部を用いた慣用句


〔おまけ〕

縦書きの国語教材では、並列であってもナカグロは基本的に用いない(「第一・二段落」「わ・い・う・え・お」など、項目がワンセットになるときは例外)ため、
「動詞・形容詞・形容動詞・名詞」のようには表記しないことが大半です。

語句の辞書的な意味が書かれている文のうち、ナカグロが入っているものは、十中八九国語辞典からのコピペなので要注意。
〈例〉他人の作品・学説などを自分のものとして発表すること。(大辞林ママ)
たとえ剽窃とまではいえないコピペでも、ナカグロは違和感がありますから、「作品や学説」に修正するよう提案しておくほうがよいでしょう。