会計ソフトを使えば、かなり楽に複式簿記の青色申告ができてしまうとはいえ、仕訳でつまずく人は多いんじゃないだろうか。
水道光熱費や家賃などはその代表格のような気がするが、毎月決まって発生する経費の仕訳については、およそ3通りのやり方があるようだ。
- ■仕訳方法1(原則にのっとっているが、手間がかかる)
- 発生日に「水道光熱費/未払金」とし、引き落とし日に「未払金/預金」などとする。 (家賃なら、「前払金」)
- ■仕訳方法2(1よりは面倒がなくて効率的)
- 12月の決算時だけ発生主義にして、ほかの月は現金主義で処理する。
- ■仕訳方法3(わかりやすくて簡単)
- 全ての月を現金主義で処理する。
3は、「【2012-2013年度版】フリーランスのための超簡単!青色申告 (事業所得用・申告ソフト付/Windows版)」ですすめられている方法。
確定申告の会計処理は発生主義で行うのが原則だが、許容範囲として認められているやり方なので、問題ないとのことだ。
ネットでも調べてみた。
発生主義を実際に行う場合の課題と対策 » EX-IT
やはり、フリーランスなら3の方法でかまわない。
面倒くさいことを三度の飯より好む校正者なら、1でももちろんOKだ。
ただし、一度採択した方法は、翌年以降も継続しなければならないので注意しよう。