論考・所見
学参の国語に関していえば、校正者から執筆者への道のりは驚くほど短い。手前の角を曲がればすぐそこである。 一般書籍などの校正ではご法度とされているらしいリライトも、(著者原稿を除けば)諸手を広げてウェルカム! がデフォルトだから、執筆センスの…
「1本の音源データをもとにしたテープ起こし作業を、専門業者3社に同時に発注し、そのプロセスや納品物のクオリティを比較」した結果です。 → これだけは気をつけろ! 「テープ起こし」虎の巻 (3/4) - 誠 Biz.ID 同じゲラを複数の外部国語校正者に依頼して、…
3年前のレジュメですが、学参界の動向をうかがうことができます。 学参校正者にとって、編集者の仕事を知っておくことは、非常に重要です。 編集の仕事に触れたことのない在宅校正者は、特に目を通しておかれるとよいのではないでしょうか。 → 「編集プロダ…
「国語に正解はあるんですか」 理科の編集者に訊かれた。「正解などない」という反語の口調だった。 その疑問めいた批判は、知識問題に対してではなく、もちろん抽象的な読解問題に向けられたものだろう。 いかようにも読み取れるものに対して、解が一つであ…