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漢文校正のチェックポイント

国語教材の引き合わせで、最も時間がかかるのが漢文。
チェックポイントが多く、旧漢字、正字の知識も必要ですので、文字照合としては難度の高い仕事になります。
見落としが生じやすいので、細心の注意を払いましょう。

校正の定石である作業の細分化をここでも行います。

1.「白文」と熟語を示す「-」を照合
2.ルビと送りがなを照合
3.返り点を照合

以上、三つの観点で、念入りに文字校正するのがおすすめです。
2と3のチェック時、再度必然的に1が視界に入るため、見落としが生じにくくなります。
 

意識しておきたい頻出の誤植

  • 「ニ(カタカナ)」が「二(漢数字)」になっている。
  • 「-(ハイフン)」がヌケている。
  • 「ラ」→「フ」など、似た形の別の文字になっている。
  • f:id:mamadeok:20160821150951g:plain」→「レ」など、漢数字がヌケている。
  • ルビが現代仮名遣いになっている。(誤植というより原稿のミス)
  • ルビの拗音・促音がナミになっていない。
  • 送りがなの頭位置がそろっていない。


忘れずにチェック・統一しておきたい箇所

  • 「送りがな」が長いものには、平体をかけているか。(ナミで統一する場合もあり。編集の指示に従う)
  • 漢字間が無意味に広く or 狭くなっている箇所がないか。
  • 書き下し文の読点は、原文に厳密にそろえる or 文脈が不自然なところはトルの2パターンある。指示書か他ページを参照して統一する。
  • 原文の漢字は、ヒゲあり、ヒゲなしのいずれかに統一する。(原則的にヒゲありで、一部ヒゲなしというパターンもあるので、編集の指示に従う)

  ※ ヒゲ・・・漢字文化資料館を参照。

最後に、レイアウトの崩れや級数のミスなどを、やや俯瞰してチェックします。