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「接続詞」ではなく「接続語」とする

説明・論説・評論文で、必ずといっていいほど出題されるのが接続語の問題。
そのほとんどが、以下のような空欄+選択肢の体裁になります。

問一 空欄A~Dに入る接続語として適当なものを次の中からそれぞれ選べ。
  ア しかし  イ 例えば
  ウ さらに  エ したがって


品詞問題ではないため、「接続」ではなく「接続」と表記するのが一般的です。
特に上記のような選択肢の中に「副詞(イ・ウ)」が入っている例では、必ず「接続語」とするようにします。
解説も同様に「接続語」でそろえるよう留意してください。

原稿内では、「接続詞」「接続語」の混在がしばしば見られます。
校正する際には、「接続詞」という単語に注目し、必要な箇所が「接続語」に統一されているかどうかを確認するようにしましょう。