ママでOK?

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国語教材制作(主に校正)の現役プロ・プロを目指す人のための仕事ナビ。実務の作法から求人まで惜しみなく情報提供しています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

「素読み」とは

照合を行う「突き合わせ」に対し、照合をしない校正をいいます。 国語教材で素読みにあたるのは、問題の解き直しや形式チェック、ファクトチェックなどです。が、「解き直し」は「校閲」といわれることもあり、「校閲をお願いします」という依頼の中身には「…

「突き合わせ」とは

「引き合わせ」「付け合わせ」などもいいます。学参では、「突き合わせ」が一般的かもしれません。「照合」の意味です。 多くは、原本とゲラを照合する動作を指します。読解問題の本文をその原典である小説などと照合するときは、「原典照合」などとも呼びま…

「トジヒラキ」とは

漢字でもひらがなでも表記できる文字について、漢字で表記することを「閉じる」、ひらがなで表記することを「開く」といいます。 たとえば、「わかる」という言葉は、小学教材では「分かる」と閉じることが多く、中学教材では、「わかる」と開くことがほとん…

「級数」「歯送り」とは

印刷された文字サイズを表す単位を「級数」といいます。1級=0.25ミリです。校正指示を出すときは、「Q上ゲ」「14Q」などと、アルファベットの「Q」を用いて書きます。 級数を確認するには、級数表が必要です。 《参考サイト》級数表の使い方|校正・校閲の…

「トンボ」「版面」とは

トンボとは、印刷物の仕上がりサイズを示す印をいいます。 《参考サイト》印刷の基礎[トンボとは]:データ作成:印刷データ入稿ガイド | 【印刷ガイド】印刷通販プリンパッ! このトンボから内側を「版面(はんづら/はんめん)」といいます。校正するとき…

「ゲラ」とは

ゲラ刷りの略で、校正用の試し刷りのことをいいます。「校正紙」「校正刷り」などとも呼びます。 誤って「原稿」と言わないようにしましょう。原稿は組版を通す前の執筆原本です。 国語教材制作 マニュアル・指南 校正の超基礎

「朱入れ」と「鉛筆書き」の区別

ゲラに書き込みを行う際の筆記用具は、赤ペンとシャーペン(鉛筆)が基本ですが、使い分けにはルールがあります。修正をする場合→赤ペンで書く明らかに間違っているミスなら、迷わず赤ペンで修正します。ただし、慣れないうちは思い込みが生じやすいため、慎…

年収1000万円以下でも消費税を上乗せしてもらっていいんです!

「ハロワカ?」関連のアカウントですが、在宅校正者に役立つ情報もあろうかと思いますので、お暇なときにでも覗いてやってください。 在宅・フリーランス・業務委託の求人情報【ハロワカ?】 (@harowaka1) | Twitter 年収が1000万円以下で、消費税を上乗せし…