注意の喚起や強調を目的に、縦組では文字の右、横組では文字の上に付ける記号です。
国語教材で使用される形は、ナミダとゴマ。ほかはまず見ません。
《参考記事》
なみだ 校正記号
読解問題の本文と本文引用箇所(設問文・解説)での使用が大半ですが、以下のような不備が散見されますので注意しましょう。
- 同一教材内でのナミダとゴマの混用
- 傍点のサイズ(大きすぎたり小さすぎたりして、違和感が強い場合あり)
- 傍点の付け忘れ(最後の1文字に多い)
- 傍点の付けすぎ(設問文「適切でないもの」の「適切でない」のみに傍点を付けるべきところ、「のみ」まで付いていることが多い)
ちなみに、傍点やルビ付きの本文を抜き出して答える場合、模範解答は傍点とルビを外して表記します。