ご訪問者様の検索語句に回答するシリーズ。
今回は、「校正士は誰でもなれる?」。
某知恵袋に投げ込んだら、大いに荒れそうな質問です。
「誰でもなれる」を額面どおりに受け取って、「誰にでもなれる職業なんて存在するわけがありません!」と髪を逆立てる人が目に浮かびます。
プロの校正士たちに尋ねたら、NOという声が大きく返ってくるかもしれませんね。
でも、校正を依頼する側の中には、YESと思っている人もいるようです。
校正と一口に言っても、校正物の種類や分野、企業によって要求される素養や学歴などがそれぞれ異なるので、十把一絡げにそのハードルの高さを示すことはできません。
名刺の文字照合者と医学書の校閲者、どちらも校正士と呼べますが、入り口の広さは大きく違うはずです。
もし「誰でも」の真意が「こんな自分でも」なら、自分のスペックでもよしとしてくれる企業を探してみるのが早道。自ずと答えは得られるでしょう。