どこで仕事をすることになっても怖くないと感じられる。
学参は別かも。スクールで教材(設問)の内容吟味について教えているとは思えないので。あ、学参は出版界では異端でしたね。食いついてしまって失礼。
疑わしいところはすべて鉛筆で指摘をする。
疑問に思ったところはしつこく指摘しても迷惑がられることはない。
この方は、きっとまっとうな校正をなさっている方なのでしょう。疑問出しは量や回数が多ければよいというものではありません。まずピントが合っていること。次に、意図が簡潔明瞭に伝わる文章になっていること。この二つが揃っていないゲラは、取りまとめる編集者の足を大いに引っ張ります。焦点のずれたわかりにくい疑問出しが歓迎されるはずなどないのです。おや、どうしたことでしょう、今、耳に激痛が。
おしゃべりはほとんどなく、ほんとうに静か。たまに「シーン」という音が聞こえるときすらある。
そんな静かなところにいたら、「さあさ、お立会い!」と口上を始めたくなる衝動を抑えなければならず、余分にお腹がすきそうです。キュルキュル鳴る音も丸聞こえなんてそんな。
「ガンダムに詳しい人~」などと、社内で適任者を探す場合も。
「得意分野だろ」と言われては何かと駆り出される→仕事が増える→給料は増えない→不満がたまる→会社辞めたい→と思っている間にもゲラの山が増える→会社を辞める隙がない→給料は増えないという無限ループに陥っているガノタにとって、その呼び声は、天使のささやきか悪魔の誘惑か。ここで黙っていてはオタクの名がすたるとばかりに、威勢よく薀蓄を傾けようと思ったら、「教えて。モビルスーツって三つ揃い?」なんていう、ググレカスなオチもありうるので注意したいですね。