そうとは知らず、確定申告書にわっさわっさと貼り付けて提出した御仁もいなさるじゃろう。
在宅で校正やらの請負の仕事をすると、たいていは取引先が支払調書注を送ってくるの。
これを源泉徴収票と同じようなもんじゃろうと、勝手に思い込んではいかんぞな。源泉徴収票と違うて、送ってもろうた支払調書は税務署に出す必要はないそうじゃ。
そうとは知らず、なかなか支払調書を送ってこん取引先にいらついて、「早う送付してくれんかの!」とせっついた御仁もいなさるじゃろう。
じゃが、発注者は支払調書を在宅校正者に提出せにゃならんという義務も、これまたないそうじゃ。
税理士さんがそう書いていなさったので、まことの話じゃと思うぞな。
ところで、取引先のほうには、「報酬がその年で計5万円を超える場合、税務署に提出する義務がある」そうじゃよ。
これと混同せんようにな。ほっほ。
注:支払調書は、報酬の支払者が税務署へ提出する書類。報酬を受け取った側がもらうのは、支払調書の写しと呼ぶのが正しいそうな。
参考サイトじゃよ。
- 源泉を確定申告で取り返すのに、支払調書は必要?(提出義務は?)|確定申告入門ブログ クラシック ~税理士が個人事業主・フリーランス・副業の税金・帳簿の悩みを解決します!~
- 報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」の提出範囲と提出枚数|法定調書|国税庁