「ファクトチェック」は「事実確認」ともいいます。
書かれている内容に誤りがないことを確かめる作業、刑事ドラマで言うところの裏取り捜査です。
国語教材でファクトチェックが必要とされるのは、主に筆者のプロフィール、文学史。
年号や固有名詞の確認が大半で、ほとんどの場合が教科書およびその周辺教材で調べるだけですむため、その作業は比較的楽です。
しかし、それゆえに国語教材に掲載されていない内容に関しては、それがチェックを要するファクトであることにそもそも気づけず、校正する全員がスルーしてしまうという恐ろしい落とし穴になることもあります。
以下は、書籍校正の実例に触れられるサイトです。
観点や疑問出しの表現など大いに参考になります。
- 石井光太 on Twitter (画像をクリックすると疑問出し部分も表示されます)
- NAVERまとめ「新潮社の校閲すごいっ!校閲のプロの仕事っぷりが話題」を読んで思ったこと « 梅津有希子公式サイト
- プロの校正者は小説のどこをチェックしているか | ガールズ・ラブ&心霊学園ホラー『天使の街』:オフィシャル・サイト
※この記事は校正教室用に書いていたものなので、時事ネタとしては古いです。