下の問いは、国語教材の典型的な構造になっています。
一 次の文章を読んであとの問いに答えなさい。
(※ここに本文)
問一 波線部の漢字の読みを書きなさい。
問ニ 傍線部アについて、
① 対義語を答えなさい。
② 同じ内容を言い換えた文を抜き出して答えなさい。
大問(一)
└ 小問(問一・問二)
└ 枝問(①・②)
という構成です。
小問の下の階層にあたる①・②のような問いは、「枝問(えだもん)」といいます。
体裁としては、小問より頭位置を下げるパターンが多いようです。
説明するまでもないようなささいな知識ですが、小問を大問と勘違いしていたり、枝問という表現を知らないがために、疑問出しに苦労していたりした例を、外部校正の中に見たことがあります。
基礎知識として覚えておきましょう。