印刷された文字サイズを表す単位を「級数」といいます。1級＝0.25ミリです。
校正指示を出すときは、「Q上ゲ」「14Q」などと、アルファベットの「Q」を用いて書きます。
《参考サイト》
級数表の使い方｜校正・校閲の鴎来堂
学参では、級数を確認するのは基本的に編集の仕事になります。
在宅校正者はほとんど使うことがありませんので、必要が生じるまでは購入しなくてもよいでしょう。
（ただし、具体的な級数まではわからなくても、級数の齟齬を見分ける目は必要です。また、1級＝0.25ミリをベースに計算しても大まかな級数は判断できます。なお、縦書きの場合は、級数表の□□□の列を縦向きに重ねてチェックします。)
「歯送り」は、行頭から次の行頭までの距離で、級数と同じく1歯＝0.25ミリです。
こちらは級数表よりもっと使わないでしょう。
校正指示を出すときは、「歯送りを広げる」「12H」など、こちらもアルファベットを用いて書いたりします。
数え方は、イッパ・ニハ……です。
