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差し替え 校正記号 / 赤字 サシカエ 書き方

ご訪問者様の検索語句に回答するシリーズ。
今回は、「差し替え 校正記号」「赤字 サシカエ 書き方」。

組版的にはこちらにあるような書き換えの記号(で囲み引き出し線をつける)をサシカエ記号というようです。
確かに、1文字でも差し替えには違いありません。が、校正的に「差し替え」といったら、引き出し線で示す小さな修正ではなく、「ごっそり入れ替え」という場面で使われることが多いのではないでしょうか。

今回は、その使い方の例を挙げておきます。

差し替え用の原稿(=変更後のコンテンツ)にf:id:mamadeok:20160828104231p:plain、ゲラ(=変更前のコンテンツ)のほうに「f:id:mamadeok:20160828104231p:plainにサシカエ」などと赤字で書き添えます。
(差し替え用の原稿が別紙になるときは「別紙f:id:mamadeok:20160828104231p:plain」とします。また、複数個所の差し替え原稿があるときは、f:id:mamadeok:20160828104314p:plainf:id:mamadeok:20160828104336p:plain・・・と続けます。)
差し替え用の別紙は、紛失しないよう該当ゲラにセロハンテープやホッチキスで留めておくのが基本です。
(大量に差し替え原稿があるときは、それだけをひとまとめにすることもあります。)
差し替え用の原稿をデータで作成している場合は、それをプリントアウトしたものにf:id:mamadeok:20160828104231p:plainと書き添え、ゲラに「f:id:mamadeok:20160828104231p:plainにサシカエ(データ有り)」などと指示しておくとよいでしょう。
差し替えの内容が長文になったり、あちこち前後して入れ替わったりする場合は、手書きよりもテキストデータのほうが安全です。手書きの原稿を渡して組版者に入力を任せると、ミス発生のリスクが高くなります。
ですから、編集側で予め校正済みのデータを作成しておき、組版時はそれを流し込んでもらうだけでOKという手はずにしておくのがベスト。編集者は、文字数のカウントが一瞬ででき分量の過不足を把握しやすくなる、組版者はタイピングの手間が省ける、といった安全面以外でのメリットもあります。

ジャンルによって作法が多少異なるかもしれませんので、実務の際はそれぞれの流儀にならうようにしてください。