ママでOK?

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ママでOK?

現役プロ・プロを目指す人のための仕事ナビ。実務の作法から求人まで惜しみなく情報提供しています。

ママ 校正記号 間違えた場合

赤字の入れ方 / 校正用語

ご訪問者様の検索語句に回答するシリーズ。
今回は、 「ママ 校正記号 間違えた場合」。

誤って修正の赤字を入れてしまったときに、どう表記するか? という疑問でしょうか。

普通は、誤った赤字を二重線で消し、「イキ」や「モトイキ」と書き添えますが、うまく表記しないと組版オペレーターや編集者に見落とされることが多いので、注意が必要です。

以下は、「走れメロス」の原文どおりのゲラを誤植と見間違えて赤字を入れてしまい、そのあと取り消した例です。

f:id:mamadeok:20160823134349g:plain


修正液などで赤字を消してもよいのですが、時間がかかりますし、文字の上にかかっている部分が消しにくいという難点もあります。
ここでは、「イキ」を使うことにしましょう。

f:id:mamadeok:20160823134447g:plain

 上はあまりよくない書き方です。
「イキ」が修正元から遠ざかると、赤字を確認する人は、それだけ余分に視線を移動させなければなりません。
また、“「トルツメ」を「イキ」にする”と誤解されるおそれがあります。

こちらと比べてみてください。

f:id:mamadeok:20160823134942g:plain

この書き方なら、一瞬で確実に、「ト」がイキであることが把握できます。
修正元の近くに記入することと、で囲むことがポイントです。

ただ、これも万全ではありません。
全体の赤字が少ないときはこれでも問題ないのですが、学参のゲラの場合は、設問のサシカエに伴い、赤字を余白にびっしり書き込むことが少なくなく、どうかすると、赤字を入れた当人でさえイキであることに気づかないことがあります。

そういうときには、このようにしてみましょう。

f:id:mamadeok:20160823135141g:plain

「赤字=修正」ですから、「青字=それ以外」ということが直感的にわかり、誰の目にも親切です。
さらに、青字で書くことで注目されるようになる、つまり、見落とされることがほとんどなくなります。
(※疑問出しを青字で行う場合は紛らわしいので、緑ペンなどで書くようにしましょう。)