ママでOK?

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辣腕校正者を気取れる赤ペン

 

 

 



こりゃすこぶる評判がええようじゃ。キャップ式ノック式の2種類があるんじゃが、キャップ式のほうが安定感があるぞな。ノック式よりちぃとだけ値段が高いがの。ほほ。仕事で使うんなら、疲れにくいほうがええじゃろう。上の写真は、キャップ式じゃよ。

疲れにくいといえば、油性ボールペンを二度と使う気になれんほどの滑らかな書き心地じゃ。
色もくっきりして目につきやすいから、赤字の集約作業をする編集者にも親切かもしれんの。

一見水性のようじゃが、実は耐水性なんじゃよ。乾けば水にぬれてもにじまんぞ。送り状やら封筒やらの宛名書きにも重宝するじゃろう。しかもこのペンで書くと、文字がなにやら垢抜けて見えるのじゃ。うほっほ。

じゃが、弱点もある。修正液を使うたあとで上から書き直すときは、くれぐれも注意してくだされ。液が生乾きの状態で書くと、ペン先が詰まってしまうからの。万一、液がペン先についたときには、ペン先のボールを回しながら、すばやく液を拭き取るとええぞ。「ティッシュティッシュ」と言うておる間に乾いてしまうから、指先ですばやくの。

うっかり詰まらしてしもうたときには、ペンをちぃと寝かせるようにして、ペン先をぎゅっと紙に押し当てるんじゃ。そのまま、しっかり力を入れながら、大きな「一」を何べんも書くと復活することがあるぞな。試してみてくだされ。

▼ 本体のインクがきれたら、替芯を使うとええぞ。
三菱uni シグノ替芯 0.38【UMR-1】キャップ式用

▼ ルビのような小さい文字を書くときには、0.28ミリがおすすめじゃよ。
三菱 ユニボール シグノ 0.28超極細【UM-151-28】