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見落としを防ぐ! 国語教材の「注」の校正・校閲ポイント*購入ナビ*

必要な方のお手元に届き、価格の分だけでもお役に立てれば幸甚です。

タイトル

見落としを防ぐ! 国語教材の「注」の校正・校閲ポイント
こちらは試読版です。一部のみ無料で公開しております。

内容

チェックすべき観点に加え、見落としやすい点やミスのパターンなど解説。
プリントアウトして実務に使えるチェックリスト付き。

分量

重複部分を除いて、3200字程度。

価格

375円(税込み)

ご購読方法

以下のいずれかの方法で、お支払いいただけます(2022.9現在)。

  • クレジットカード(日本国内発行)
  • 携帯キャリア決済(docomoausoftbank
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おすすめしたい方

国語教材の校正初心者。独学の国語教材校正者。見落としの多い編集者。教材を自作している国語教師・講師。国語教材の執筆者。
詳しいレクチャーを受けないまま実務に携わっている、在宅の国語教材校正者には、特におすすめです。

おすすめできない方

校正経験が全くなく、普段国語教材にも馴染んでいない方。
これから国語教材の校正を始められる方は、いくらか場数を踏んで、ある程度慣れてから購入をご検討ください。

ご購読を迷われている方

ご質問を承ります。お気軽にコメントください。

※事務手続きにかかるご質問は、運営へのお問い合わせ方法 – noteヘルプセンターにお願いいたします。

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見落としを防ぐ! 国語教材の「注」の校正・校閲ポイント

中学校で学習する「教育漢字の音訓」一覧

教育漢字(小学校で学習する漢字)がもつ読みの中には、中学で初めて習う音訓もあります。
以下は、その新出音訓のすべてです。(2016年現在

衣 ころも
遺 ユイ
羽 ウ
映 は-える
園 その
音 イン
下 もと
化 ケ
仮 ケ
何 カ
夏 ゲ
荷 カ
我 ガ/わ
灰 カイ
外 ゲ
街 カイ
革 かわ
割 カツ/さ-く
干 ひ-る
眼 まなこ
危 あや-うい/あや-ぶむ
机 キ
基 もと
貴 たっと-い/とうと-い/たっと-ぶ/とうと-ぶ
器 うつわ
機 はた
技 わざ
客 カク
弓 キュウ
究 きわ-める
泣 キュウ
宮 グウ
京 ケイ
胸 むな
強 ゴウ/し-いる
郷 ゴウ
境 ケイ
競 きそ-う
業 わざ
極 ゴク/きわ-める/きわ-まる/きわ-み
兄 ケイ
経 キョウ
軽 かろ-やか
穴 ケツ
結 ゆ-う/ゆ-わえる
研 と-ぐ
健 すこ-やか
厳 おごそ-か
己 キ/おのれ
故 ゆえ
後 おく-れる  
公 おおやけ
交 か-う/か-わす
幸 さち
厚 コウ
紅 ク/くれない
黄 コウ/こ
鋼 はがね
谷 コク
今 キン
砂 シャ
座 すわ-る
災 わざわ-い
裁 た-つ
財 サイ
氏 うじ
姉 シ
試 ため-す
示 シ
字 あざ
次 シ
耳 ジ
似 ジ
児 ニ
辞 や-める
室 むろ
質 シチ
謝 あやま-る
若 ジャク
手 た
守 も-り
授 さず-ける/さず-かる
州 す
宗 ソウ
拾 シュウ/ジュウ
修 シュ
就 つ-く/つ-ける
集 つど-う
重 え
熟 う-れる
出 スイ
初 そ-める
女 ニョ/め
助 すけ
除 ジ
承 うけたまわ-る
笑 ショウ/え-む
商 あきな-う
勝 まさ-る
焼 ショウ
傷 いた-む/いた-める
上 のぼ-せる/のぼ-す
蒸 む-す/む-れる/む-らす
申 シン
神 かん
新 にい
仁 ニ
図 はか-る
推 お-す
生 お-う/き
声 こわ
性 ショウ
星 ショウ
省 かえり-みる
盛 セイ/さか-る/さか-ん
誠 まこと
精 ショウ
静 ジョウ
夕 セキ
石 コク
昔 シャク
切 サイ
舌 ゼツ  
川 セン  
専 もっぱ-ら
浅 セン
染 セン
戦 いくさ
銭 ぜに
素 ス
早 サッ
相 ショウ
装 ショウ
操 あやつ-る
蔵 くら
速 すみ-やか
率 ソツ
損 そこ-なう/そこ-ねる
対 ツイ
体 テイ
貸 タイ
代 しろ  
探 さぐ-る
断 た-つ
値 あたい
茶 サ
仲 チュウ
著 あらわ-す/いちじる-しい
丁 テイ
調 ととの-う/ととの-える
弟 テイ/デ
提 さ-げる
程 ほど
敵 かたき
度 タク/たび
討 う-つ
頭 かしら
童 わらべ
得 う-る
内 ダイ
乳 ち
認 ニン
納 ナッ/トウ
背 そむ-く/そむ-ける
麦 バク
発 ホツ
反 タン
犯 おか-す
秘 ひ-める
費 つい-やす/つい-える
鼻 ビ
病 や-む
貧 ヒン
夫 フウ
文 ふみ
並 ヘイ
閉 と-ざす
片 ヘン
歩 ブ
暮 ボ
訪 おとず-れる
報 むく-いる
忘 ボウ
望 モウ  
暴 バク
牧 まき
妹 マイ
万 バン
民 たみ
命 ミョウ
迷 メイ
面 おも/おもて
目 ボク
門 かど
役 エキ
有 ウ
優 やさ-しい/すぐ-れる
要 い-る
欲 ほ-しい
来 きた-る/きた-す
卵 ラン
裏 リ
臨 のぞ-む
朗 ほが-らか
和 やわ-らぐ/やわ-らげる/なご-む/なご-やか


中学の国語教材では、上記の読みにルビを振ることがよくあります。
全部暗記して、漏れなく校正するのが理想ではありますが、実際はなかなかそうはいきません。誤字・脱字のチェックに比べると、精度が落ちるのは致し方ないところではあります。

が、絶対にやってはいけないのは、漢字問題で未習の音訓を出題していることに気づかず、スルーしてしまうこと。
特にテストでこの見落としをやってしまうと、信頼面や金銭面で痛手を受けかねないので要注意です。

校正 国語 問題 ふりがな 線のどちら 教えて

ご訪問者様の検索語句に回答するシリーズ。
今回は、「校正 国語 問題 ふりがな 線のどちら 教えて」。

国語の本文に付けられるケイには、
・ルビの右側
・ルビの左側(=親文字とルビの間)
の2種類の体裁があります。

いずれを採択するかは編集方針によりますが、後者のほうが多いかもしれません。
校正の場では、同一教材内で揺れていなければOKとするのが通例でしょう。
不安なら、見本組を見るか、編集者に尋ねるかして確認すれば確実です。